元証券勤務トレーダーがこれから投資を始める方に伝えたいこと

はじめまして。ささみと申します。
投資履歴等の簡単な経歴は自己紹介をご覧ください。


人生初めてのブログになります。
おそらく日記レベルの拙い文章になりますが、これも訓練ということで続けて精進できればなと考えております。


まず最初は、これから投資を始めたいと思っている方に伝えたいことを書きます。
なぜこれを書くのかというと、よくTwitter等でおすすめされている手法に「潜んでいるリスクや落とし穴」があることをお伝えしたかったからです。



その手法とは、「積み立て投資」です。



まず、積み立て投資のメリットを語ります。


①上昇相場に置いていかれない(機会損失を防げる)
②相場分析をしなくてもよい(投資に時間や精神を削られない)
③取得単価をバラバラにできる(時間軸の分散投資)



など、積み立て投資はとても良い投資法です。現に私も、投資は積み立て投資をベースにし、自身で少しアレンジしているので、積み立て投資を否定はしませんし、むしろおすすめです。


しかし、一部の方たちは「デメリット」を大きく無視し、情報を発信しています。
それは、「下落トレンド時の防衛力が弱い」です。
そして、投資において防衛力(=リスク回避)は最も大事なことです。


なぜかというと、損失で退場はあっても、勝ち逃げできる人はほとんどいないからです。大抵は負けるまで投資を続けます。→つまり負けなければ、自然と資金は増えていきます。


でも過去の歴史をさかのぼってみると、積み立て投資のパフォーマンスは素晴らしく間違っていない!という意見もありますが、その通りだとは思います。
が、しかし過去ナスダック指数は15年ほど高値を更新しなかった時期もあります。
それを耐えられれば良いのですが、同じく過去の歴史をさかのぼってみると、残念ながら耐えられない人が多いのです。
トリガーはITバブルの崩壊でしたが、こういった厳しい相場は大抵大幅な上昇相場の後なのです。(これには感覚ではなく、上層相場の後は崩壊しやすい理論があります。)


さて、話を積み立て投資のメリットに戻しますが、積み立て投資が一番有効なのは、「長期上昇相場」です。つまり2012年-2021年(特に2017-2021)にフィットする手法です。
では2022年もこの上昇相場は続くでしょうか…。私はあと1~2年くらいは続くと思いますが、そこからは下落トレンドを予想しています。なので、ここ最近始めた方やこれから始める方は「下落に備えた積み立て投資」をするのが良いのではないかと考えます。



以降は次の記事で記述していきます。


次回は、業務の繁忙度合いによりますが、2/9(水)に書こうと思います。


内容は以下について、
①なぜこれから下落トレンドに備える必要があるのか。
②より下落トレンドに備えた守り重視の積み立て投資について。