なぜ高値の仮想通貨を買う選択をしたのか

こんにちは


では、前回の続きである、仮想通貨の選択理由についてです。



①ある程度地面が固まったという自身の見解
②法人がまだあまり参入できていない



では①から詳しく述べていきます。
抽象的な言い方になってしまいましたが、一言でいえば「仮想通貨が投資商品として法人に受け入れられてきている」ということです。


最近では、マイクロストラテジーのナスダック上場やネクソンのビットコイン購入、さかのぼれば、国内では2017年から三菱UFJ、トヨタ自動車(いずれも子会社)などが「イーサリアム連合」に入っております。


他にも、2021年のビザの年間決済量をイーサリアムが上回ったことが話題になりました。
( イーサリアム$11.6T Visa $10.4T)


さらに、仮想通貨だけでなく、ブロックチェーン技術を使用したSTO(セキュリティ・トークン・オファリング)の開発を金融各社は競争しています。


このようなことからも確実に法人は仮想通貨を無視できなくなってきています。
よって、仮想通貨の価値や需要が、今後さらに高まっていくと感じています。



続いて②ですが、
現在、多くの法人投資家が仮想通貨のポジションをもっていません。(株式対比)


資金の流れを調べる際に、ごく一部の大口を除いた個人投資家の声や様子など確認しません。見るのは大口投資家を意味するクジラと呼ばれる存在の動向です。
そのクジラが株式に比べ圧倒的に少ないのです。
これは長期目線で非常にチャンスだととらえています。


基本的に、
上昇相場:個人(損切り)→法人等の大口投資家(買い)
下落相場:法人等の大口投資家(利益確定)→個人(買い)
へと投資商品が流れていきます。
(※だから個人投資家は負ける確率が8~9割なのです)


株などはこれが当てはまりますが、法人投資家の少ない仮想通貨はどうなるかというと
少数の個人(利益確定)→一部の個人&少数の法人等大口投資家(現在)
へとなっており、将来は
多数の法人等大口投資家→多数の個人
へと仮想通貨が流れていくことが伺えますので、株式より高値でも問題ないと考えています。


株式、債券、仮想通貨関わらず、既にどのくらい買われていて、それに比べ将来の資金流入がどのくらいあるかを推測してみてください。


例えば、2012年以降、異次元緩和+コロナ財政に加え、個人投資家よりも早い法人投資家の参入、債券の利率低下に苦しむ金融機関投資家のポートフォリオの変更(債券→株式へ)など、多数の資金流入要因が重なった結果が、現在の高値です。
既に溜まっているこれらは、今後流出につながります。


そして、今後の資金流入のシナリオはいかがでしょうか。
一番考えられるのは、この上昇相場を見た個人投資家の参入、日銀やGPIFの継続買いでしょうか。


未来の予測なのでわかりませんが、私の考えでは、資金の流れの面から見て分が悪い(リスクが高い)と感じています。


これが、私が株よりも仮想通貨の保有比率が高い主な原因です。
(他にも職業柄株式投資には売買制限の社内ルールがあることが挙げられます。)


なので、株式や投信の商品性に悪いイメージは全くないです。
即ち下落相場が来たら(法人等の大口投資家→個人への流れ)、買っていこうと考えています。


最後に、この資金の流れは非常に重要です!!


私が新卒の時は、指数の一覧(株指数、債券、為替等50種ほどの値動き)を毎朝確認し、どこから資金が抜けたか、どこへ向かったかを感覚で掴んでおりました。


上昇も下落も、すべてこの資金の動きによるものです。


経済ニュースで、株が上がった下がったとチェックするだけでなく、株が上がった資金はどこから来たのだろう、あるいはその逆まで考えるよう意識すると良いかと思います。



では、これからも一緒に日々勉強していきましょう。